シトロエン C3(B6型)・バッテリー交換

2024年2月に報告したとおり、家人のシトロエン C3(B6型)は2度目の車検を終えた。シトロエン仙台こと(株)イデアルさんにお願いしたのだが、その際バッテリー交換もメニューに含まれており、この案件だけでざっくり7万円という見積りだった。バッテリー交換に7万円??「いや、あんた情報アップデートできなさすぎ」と言われればぐうの音も出ないが、どうにも筆者と家人の価格相場的常識から上方に飛びまくっている。先の報告エントリーにも書いたが、輸入車用アイドリングストップ対応のバッテリーは高価になるようで、しかも段階的に値上げが行われているようだ。にしても7万円かよ。この車検時は交換を見送った上で場当たり的に充電だけしてもらい、セカンドオピニオンを得るべく機会を伺っていた。

筆者の曉号ことNDロードスターの整備全般をお願いしている(株)ファン・ファクトリーさんに相談したところ、現物見せてください、対応商品いくつかご紹介できると思いますよと頼もしい返事。C3のバッテリーは厳ついケースに守られている上に制御コンピューターユニットまで乗っかっており、ブランドや型番を確認するにもライトなバラし作業が必要になる。実際ファン・ファクトリーさんに現状確認のために持ち込んだらシステムリセットがかかるレベルで、あぁ自分で適当な作業しなくて良かったと心底思った。

シトロエン C3のバッテリー周り
シトロエン C3のバッテリー周り。
もはやバッテリー本体が目視できない

結論から言うと3プラン提案をいただいた内の一番高価なプランでお願いすることにした。

VARTA SilberAGM
Made In Germanyのニクイやつ!

バッテリー VARTA SilverDynamicAGM 570 901 076 30,000円
<L3 EF 12V 70Ah 760A(EN) 400A(SAE-GS)>
交換工賃 1,000円
消費税 3,100円

合計 34,100円

Kさん、「さてやりますか……」の図

このバッテリー本体の定価、実は35,500円である。お値引きというやつだ。明細が神々しい……。ありがたや。これでも一番高いプラン。VARTA以外の選択肢(さらに安い)も提案いただいたが、そもそも純正(購入時から搭載されていたもの)がVARTAで、今後もシトロエン仙台に整備を出すなら純正ブランドと違うブツが積まれていると話がややこしくなるかも……という主治医Kさんの配慮の言葉を優先した結果である。

交換後、筆者はC3を運転していないが、なんら変化を感じない平穏無事な世界である。7万円が半額か……。307SWやMiToで自動車メカニズムに興味を持ち始めた筆者は、ロードスターに乗るようになって(非ディーラーでの整備経験を積むようになって)「こういう世界があったのか……」と驚いている。Kさん、今回もお世話になりました。

ん?製造元は韓国の会社??

8件のコメント

  • 純正バッテリーはほんと高くなりましたね。工賃込でこの価格にはなるでしょう。私はバッテリー交換はほぼ自分でやってきましたが、本当に重い(汗) ビビるくらい重いです(笑)腰にきます。VALTAは、私も良く使いました(本社はドイツです。生産拠点は世界各地にあるのでしょうね)。他にはGSユアサやACデルコ、かつて日本車所有してた時は、PanasonicのCAOSなどに交換しました。
    ただ、やってやれないことはないので、次回はご自分でやってみてはいかがでしょうか?※身体の調子が非常に良いとき(汗)

    シトロエン系は確か、交換後イグニッションスイッチをしばらく長押しで交換リセットがかかると記憶してました。とおもったら、こんなサイトがありました。ご参考までに^_^

    https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/3088615/car/2706384/7201656/note.aspx

    • 廃棄バッテリーの引き取りサービスは素晴らしいですが、あのバッテリー、20kgもあるのか!ボンネット内のあの位置、あの高さで20kg引っぱり上げんのかぁ……。20kg自体は電子鍵盤楽器奏者なら別段どうということもない重さですが、それも自分にとっては過去の話。メンテナンス作業のあれこれに興味はあるんです(マジ)。やってみたい。でも例えばバッテリー交換で何かミスって……、ってあの作業のどこでどうミスるんだ?という話は置いておいて、もしミスったら不動車じゃないですか。それが怖いんだよなー(へたれ)。

  • acatsuki様
    お疲れ様でございます。
    昨今の円安事情や諸々の手間を考えると、ファン・ファクトリーさんは非常に心強く、有難い対応をして下さっているのだなぁ…と思いながら拝読しました。私も今のクルマにはまだ乗り続けますが、次を検討しなければならない時期にはガソリン車は買えない(ごく一部の人の趣味になる?)であろうこと、いつまで運転できるのか…等々考えると、うーんと思います。どんどん厳しい世の中になっていきますねぇ…。(^^;運転を楽しめる間に、安全第一で楽しみたいですね。

    • Tazzaさん、もう我々のような人種は中古車も常に索敵範囲内に入れていないとダメですよ。ハイブリッド、BEV、2台目3台目なら乗るにやぶさかではありませんが、純内燃機関搭載車が好きだという感覚、得られる楽しみを周囲の事情であきらめる必要はないと思います。幸い124はまだまだ行けるでしょう。

  • acatsuki様

    そうですね、金額的なところもありますが、もはや必ずしも新車にこだわらなくてよいなぁと思っています。すぐに乗り換えを考えるということはないと思いますので、もうしばらくは様子見ですね~。運転の楽しさを感じられることが一番ですね。124はちょっともうお高くなってしまいそうな気もしますが…。(汗)モノによりますね。

    >もう我々のような人種は、、、
    acatsuki様と同じ人種に含めていただけたということになりますでしょうか。
    誠に恐悦至極に存じます!(笑)

    • 知らぬ内に失礼を働いておりましたでしょうか……。Tazzaさんはオレのヘンタイパイセンです! ←これが敬意を表することになっているのかという、そもそもの疑問

  • acatsuki様
    パイセンということでしたら、あおさんとかトーマスさんとか…もっともっと敬意を表すべき方々がおられ、私などとても及びませぬ! ←不敬罪でタイホされそうです(苦笑&滝汗)

    • その低い腰がすでにヘンタイ要素なのです。や、でも真面目な話、あるスタイルを以てクルマと接する方は自分にとってパイセンです。

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