ダブルでお披露目!宇都宮の狂った半日
千葉組重鎮のひとり、じゅんすかさんのアルファロメオ MiToの命脈が絶えたと聞いたのは今年の夏、成田でだった。燃料ポンプ周りからの燃料漏れが止まらず、患部特定も困難だったという。筆者もMiToを16万km以上走らせたが、じゅんすかさんは20万kmにも達し、年月も筆者以上のつきあいだったからその寂寥は察して余りある。だがしかし、千葉・関東合同オフ会では、口角泡を飛ばしてじゅんすかさんの次の「足グルマ」候補車を挙げ続ける。その寂寥感は本物だとしても、新しいクルマが手元にやってくるワクワクの方が勝ってしまう。クルマ好きとはこういう人種である。もちろんじゅんすかさんは我々のアドバイス(?)はアドバイスとして、「もうちょっと考えてから決めます」と、その場で軽々に決めるという愚行は避けられた。
さて主力戦闘機にアルファロメオ 4Cを擁するじゅんすかさんが選ぶ足グルマとは如何なる1台か。決定の報を待つ我々に横からニュースが飛び込んでくる。関東組首領Profumo姐さんがまたもやクルマを替えた。手放しても買い直したアバルト 124スパイダーを再び売るという暴挙とともにそれはやってきた。なんとじゅんすかさんと同じく4C、しかし限定車である「イタリア」のしかもスパイダーだという。姐さんがクルマを買い替えたならお披露目会をしなければならない。恒例、道の駅うつのみや ろまんちっく村にてじゅんすかさんの足グルマと姐さんの4Cのお披露目会が開催されたので参加してきた。筆者は両方に試乗させていただき、自動車を見通す新たな視点を得ることができた。
秋もたけなわの宇都宮に集まったのは10名。千葉組はじゅんすかさんとちょーななさん、関東組はH社長、しまの助さん、そしてProfumo姐さん。東北組はヤマベ兄ぃ、alfa_manbowさん、kikuchi大先輩と筆者。南関東からmotiさん。お披露目会だが姐さんの4Cはご自身のブログにて導入経緯から含めて詳らかになっていたので今さら驚くということもなかったが(クルマがきれいでびっくりはしたけど)、じゅんすかさんの足グルマが日産 マーチnismo Sだったのは軽く衝撃だった。例によって駄弁りもほどほどに大試乗大会。当日試乗させていただいたクルマの印象記は別エントリーとするので、本稿では画像で当日の様子をお伝えしたい。
当日のろまんちっく村近辺の空は始終曇り空。日が落ちたら急に気温が下がって1枚多く羽織りたくなる……、そんな天気。むしろ駄弁るオフ会はこういう天気が良い。参加者同士穏やかに語り合っていたが、筆者の脳みそは新たな知見と思考でオーバーヒート気味であった。お集まりのみなさんありがとうございました。またの機会までご安全に。
お、お披露目記、書いてくださいましたね!ありがとうございます。試乗記も楽しみにしております。
いやぁ、相変わらず濃かった。楽しい時間を過ごさせていただきました。
Nismo マーチの知見がなさすぎて、でもそりゃ軽快だろうなぁ。さすがじゅんすかさんです。
そうそう、伏兵として、manbowさんのチンクもお披露目でしたよ。500Sという5MTタイプなので、あれもきっと楽しいに違いない一台。みなさん振れ幅が大きくて、いやぁすごいです。はい。
manbowさんに一体なにがどうなって500なの?と聞きそびれてしまいました。不覚。500Sなのか!ジュリエッタの代わりに……みたいなことをおっしゃっていたので、何?どういうこと?と思っていたのですが。この後3台分の試乗記、そして伝統建築物ツアーと夜の饗宴の話が続きます(笑)。
早速のアップありがとうございます!自身もALPINA、GRヤリス、4CItalia、シトロエンC3と素晴らしい体験ができました!大人のチューニングカー、WRC戦闘マシン、ピュアスポーツ、フレンチポップ、と車好きとしては満喫しました。マーチのインプレ楽しみにしてます!またコメントしたいですが個人的には4CはLHが正解かなあ。あとALPINAとC3内でのお話めちゃくちゃ楽しかったです!ありがとうございました!500Sは乗ったら欲しくなりそうで怖い(笑)。
そうなんです。試乗させていただいた3台はどれもそれぞれの目的に超特化していて、しかもその目的=方向性があまりにもバラバラなので脳みそがオーバーヒートしちゃったんです。それくらいどれもこれも磨き上げられた素晴らしいクルマたちばかりでした。うっとりです。
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マーチの印象記、今書いてますがめっちゃシンプルです。とっても合目的の素晴らしいクルマです。動き出す直前まで脳に巣くっていた先入観が恥ずかしい……。あれをチョイスするところがじゅんすかさんの凄みですね。
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今回H社長にもC3に乗っていただきましたが、ウチのC3に対するみなさんの感想がめっちゃ楽しいものだったので嬉しかったです。おしゃべりが楽しいのは言わずもがな……(笑)。ありがとうございました。
姐さんの新しい愛車はイタリアですか。
同価格帯のアルピーヌではそうは思わないですけど、4Cなら実質スーパーカーですね!。
俺の脳内ではメンデルスゾーンの「イタリア」が延々と鳴り響いています。
「アルピーヌではそうは思わない」。あぁ、含蓄の深いお言葉です。スーパーカーの構成要素として「質素」というのがあると思っていて、A110はその点ラグジュアリーに寄せていると思うんですよね。で、4CItalia。確かに質素だし性能むき出しなんですが、LHDだとけっこうフレンドリーなことがわかりました。あれならなんとか日常生活に落とし込めるかもしれません。
あおさま
はい、我が家に青さまがやってきました。acatsukiさんからは好印象なご感想をいただいていますが、いやはや私にとってはとても手こずるクルマですわ。乗りこなせるようメンデルスゾーンをかけながらがんばります!
実際に自分の家の前に4Cが停っている毎日だとそわそわするし、停めてる時も運転してる時も気が休まらないでしょうねぇ。30分くらい試乗しただけでは奥が深過ぎてわかりません、というのが正直なところ。