冬支度2024

家人のシトロエン C3、そして筆者の曉号ことND5RCのタイヤをスタッドレスタイヤへ交換した。某SNSの過去投稿まとめをつらつら眺めていたら、仙台は12月7日前後に「うっすら屋根が白くなってた」くらいの雪が深夜から早朝にかけて降るようだ。冬の顔見せみたいなものか。こういう雪は陽が昇れば路上のそれはほとんど溶けてしまう。家々の北向きの屋根に昼くらいまで残っているかどうか。従ってノーマルタイヤでもまったく問題なく走行できるのだが、心理的にもう死刑宣告を受けたような気分になる。

のぎすで溝の深さを測る
のぎすで溝の深さを計測。
より溝が残っている方をリアへ取り付ける
交換作業
どうやっても交換→コンプレッサーで空気充填→
空気圧測定→数km走ってボルト増す締め
という工程で小1時間かかってしまう
ローター、ヨシッ!
パッド残量、ヨシッ!
(しかし画像はボケている)

本当に体力がないので2日に分けて作業。驚いたのは2日目、曉号の作業中にブレーキローターやパッドの消耗具合を指さし確認していた時。ふと見ればフロント左右のショックアブソーバーのブーツがボロボロに裂けているではないか。

フロント側ショックアブソーバーブーツ
そ、走行に支障ないから、ヨシッ!
……ンなわけない

これ、絶対今年の春ノーマルタイヤに履き替えた時に見落としていたヤツだ。愚かなり。秋口の例の自損事故時にハンドルセンターがズレてしまっていた。修理終了して翌日くらいに気が付いた。ファン・ファクトリーKさんに修正してもらおうと一度相談したのだが、どうせすぐタイヤ交換するじゃん?その時で良くね?ということになっていた。ブーツ交換の件も含めて来週の作業になる。

交換後、約80kmのひとりツーリングへ。
川崎町内大冒険。旧川内小学校・川内天神社付近
R457を外れ、さらに山奥に行ってみた。
「湯坪」なる土地名の奥、地図上では行き止まりになっているが、
ご覧のとおり未舗装路がさらに延びている。
案内看板によれば丸森まで行けるようだ
前川西部地区集落センターにて
さすがに未舗装路は勘弁してもらって
川崎町内へ戻ってきた。
それでもこの泥汚れ。帰路に洗車。

肝心のタイヤ交換後の乗り味だが、ステアリングの感触がややライトになった。これは純正16インチホイールのところに17インチ、加えてやや幅広のハイグリップ系ノーマルタイヤを履かせていた故の変化であろう。純正サイズのホイール+タイヤのひらりひらり感は、ロードスターというクルマの出自や作り手の狙いみたいなものがじわじわと伝わってくる。あぁ、このままワインディングに行こうかなぁとその誘惑に素直になりたい。半面17インチの時の頼もしい直進っぷりも捨てがたい。総じてND5RCはそれほど速度を出さなくても充分運転の楽しさを味わうことができる。極端な話、30km/hの直進が苦にならない。こういうクルマは乗り手を育てる。改めてよろしくお願いいたします。

6件のコメント

  • このブーツはすごいな。こんなになっちゃうなんてことがあるのか。なーむー。
    それより、この記事でまたもやタイヤが気になってます。いや、スタッドレスじゃなくてサマータイヤ。まだ2ヶ月半、しかも時々しか乗ってないので、さすがに交換するのはもったいないよなぁ、と常識人のようなことを感じてしまっていたりして。
    さらには、やっぱひらひら感って正義だよな、なんて邪なことも脳裏をよぎってしまったりして。
    自分になーむー。

  • 驚きですよね。左右こうなんですよ。リアは大丈夫なんですけどねぇ。これ、先日の自損事故の時(10月)履き替え作業してますから、その時絶対こうなってたはずなんですよ。その履き替え作業はファクトリーでプロにお願いしたのでその工程はオレも立ち会っていません。今回自己作業で交換して現状を見つけて驚き、メンテナンス予約の電話でついでにブーツも交換したいって伝えたら、主治医曰く「あ、ダメになります、一種の消耗品みたいな」てな具合で意に解さずというか、そんなことでガタガタいってられねぇみたいな(笑)。実際走行に支障はありませんけどオーナーとしては気持ちが悪いので交換します。
    ____
    さてタイヤねぇ。4Cのタイヤ銘柄を確認し忘れましたがミシュランでしたっけ。ひらひら感が足りないんですか?オレは逆にあの動力性能でひらひら感が増したら怖いんじゃないかと思うのですが。ボディの硬さとバランスが取れてりゃ別にハイグリップじゃなくてもいいのかなぁ。

  • タイヤはそうミシュラン、納車直後にPS4sに変えました。これはいい決断だったなぁと思っているのだけど、クルマの特性からかフロントのグリップが弱いように感じるので、フロントだけよりハイグリップに変えようかと。でもそれこそバランス的にいかがなものかと迷っています。
    ひらひらは4cには求めてないです。ただでさえ直進安定性良くないのにひらひらなんてさせたらどっか飛んでっちゃう。ひらひらは別のクルマで…いやいやいやいや

    • いやいやいやいや(笑)。オレもMRは所有したことないから究極的に乗り味のことはあれこれ言えないけど、4Cは立派に現代のクルマだし、そうそうおっかないことにはならないんじゃねーの?と安楽に考えているんですけど、やっぱ違うんですかね。姐さんの口頭での感想やブログを拝見すると、思ったよりもピーキーというか、乗り手次第でどうにでもなるラインが低いというか、そういう性格ではあるんだろうとは思いますが。4Cの接地荷重割り合いって前と後ろじゃどっちが重いんですかね。

  • 前後40:60で後ろのほうが重いですよ。左右は計測した二つの例を拝見しましたが、LHDの方は30kg、RHDの方は60kg左の方が重いって書いていらっしゃいました。NDは50:50よね。4cはパワー的にリアが重い方が安定しそうな気はする。どうなんでしょうねぇ。

    • それです!そこなんです。4Cは必然的に重量がリア寄りになるんじゃね?と思っていたんです。あー、だからフロントがより喰って欲しいってのは体感的にあるかもしれませんね。でも駆動輪には本能的にグリップを求めてしまうのもまた人間の性だと思います。まずはしっかり前に進んでほしいですからね。まぁこんなことうじゃうじゃ書いているのは、4Cで高速道路を走ったことがないからでしょう<自分
      ____
      あとブログで読みましたけど、助手席(右側)に人が乗るだけでコントロールバランスが変わるんでしょ?いやはや、どんだけ研ぎ澄ませてるんじゃ……と思いました。でもフェラーリのV8モデル(458より前)なんかでも助手席に人が乗ると旋回動作が変わると読んだことがあります。じゃあロードスターでもそういう変化は起こっているはずですよね。感知したこと一度もありませんが(笑)。

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