アルファロメオ 159 入院、どうなった?
とりあえずスパークプラグの交換を実施しよう。その時シリンダー内なども診てもらって煤が溜まっていないかチェックしてもらおう。ついでにセカンドオピニオンとしてエンジンルーム内をざっと診てもらおう。そういう目論みだった。当初は。しかし依頼したファンファクトリーのKさんは超真面目な方なので、エンジンルーム内のトラブルの芽をふたつも発見。とりあえずプラグ交換時に必須になるガスケット(上下)の品番を調べる間にどうするか決めましょうということで、一時帰宅してきた我が家の159ことバトラー君、その後何事もなく平和に老母を乗せたり筆者が我慢できずに乗り出してしまうなどして過ごしている。
本エントリーはそんなバトラー君メンテの経過報告である。まずふたつのトラブルの芽は「兆候はある。でも今すぐセンサーぶっ壊れとかオイルじゃばじゃばお漏らしというわけでもない」と結論づけ様子見(=見て見ぬふり)が決定。なので振り出しに戻ってプラグ交換とシリンダー内の診察ということになっている。で、肝心要の交換するスパークプラグ。「うち(ファンファクトリーさん)に頼むよりご本人がネット経由で購入される方が多分安いんで……」。Kさんのアドバイスは相変わらず超有用。純正プラグの品番(71741208)を教えていただいた際に「ググるとすごいのが出てきますよ」と吉凶不明な注釈をいただいたのでおっかなびっくりググってみたら、6本セットで4,500円なんて物件を筆頭にお安いのが複数引っかかった。当然楽天かヤフーである。ちなみに純正で6本揃えると1万2千円くらいする。は、半額以下??ここまでくると嬉しいよりも不安になってくる。これ、ホントに3.2L JTSに付けて大丈夫なの?と裏取りなどしたがどうも大丈夫らしい。
で、これまで絶対忌避を貫いてきた楽天に個人情報を入力してまで当該ショップにヨンセンいくらのやつを発注。そしたら「誠に申し訳ございませんが、在庫切れの商品を誤って販売しておりました。申し訳ございません。本日、弊社責任にてキャンセル処理致します。」と間髪入れずにメール。短いセンテンスに「申し訳ございません」が2回も出てくるあたり、在庫調べてびっくりした感が滲み出ている。ずこー。無駄に楽天に個人情報を残しただけの結果に……。
もう一軒。発注前に問い合わせをしてみた。ブツはDENSO。これホントに3.2L JTS適合?車体番号と形式も提供。丁寧な返信が来て「適合します。ただ在庫数が足りないので取り寄せとなり、取り寄せ分はウェブ掲載価格よりも若干の値上がりがございます」だそうで、そうなると下手したら純正よりもお高くなってしまう。残念。結局公式ウェブサイトの適合検索機能が超絶優秀だったNGKの製品をアマゾン経由で購入することにした。1万円をやや下回る価格。あのヨンセンいくらってのは何だったのか……。



悶着こそあったがプラグは無事手元に。現在インテークマニホールドのガスケットの片方の品番がまだわからないということで、Kさんの再連絡待ち。だがとうとう仙台はスタッドレスからノーマルへのタイヤ交換繁忙期に突入してしまい、Kさんも自身のスケジュールがまったく読めないとのこと。ま、こちらは特急でもなんでもないので、手が空いたらでいいっすということにして大人しくしている。
当のバトラー君は不平不満も言わず淡々と役に立ってくれている。おばあちゃんを乗っけて市内を15kmくらい走るだけなんて、もったいない使い方であることよ。本格的に春が来たようだから岩手県の一関あたりまで行ってみようか。