アルファロメオ 159にドアモールを取り付け

そもそも当曉スタジオの駐車スペースは2台分で計画されました。いや、もうよく覚えていませんが、多分そう。それも5ナンバー車両1台と軽自動車1台みたいな想定だったと思われます。稼働開始時はそれでまったく問題ありませんでした。その後ライフスタイルの変化によって、現在はシトロエン C3(B6型)、マツダ ロードスター(ND5RC)、アルファロメオ 159(939型)なわけですから、めっちゃギチギチなわけです。特にバトラー君こと159の乗り降りは曲芸みたいな身体の動きにならざるを得ず、先日ぎっくり腰をやった時はホント、辛かったです。

バトラー君の場合運転するのは筆者ひとりですから、オーナーが細心の注意を払って乗り降りすれば良いと当初は思いましたが、実際のところすごい強風が吹いている日などどうしたって不慮の事故はあり得ますし、現状ではそもそもフロントドアの最初のラッチまで開けないんです。先日上梓した定期レポート#77に壁寄せチャレンジの様子を掲載しましたが、あれは物好きでも酔狂でもなく、あれくらい壁に寄せないと乗り降りできないという実用上の障害があるのです。また高齢者送迎用車両という側面もあるため、軽自動車と159の区別などつかない身体能力の衰えた高齢者が、病院の狭い駐車場で不用意にがばっとドアを開けてしまうなんてケースもあり得るでしょう。信じられないことですが、クルマに興味のない人は、正しいドアの開け閉めの仕方すら知らないのです。

土地を広げることはドラえもんに頼んでひろびろポンプを出してもらいでもしなければ不可能です。そこで対処療法としてバトラー君のドアに保護用のドアモールを取り付けることにしました。先の愛車・アバルト プントエヴォに取り付けたものが、まだたっぷり残っていたのでこれを再利用します。

取り付け部分=ドアのエッヂ部分を工業用アルコールで脱脂し、要所要所に強力両面テープを貼り、その上からドアモールを挟み込んで行くという簡単なお仕事。ところが持病で体力が落ちている上に、ぎっくり腰9割復帰状態の腰と背中には、ドアの高さにかがんでグイグイ押し込んでいく作業がかなりのハードモード。作業は無事に完了しましたが、ぐったり疲れてしまい、夜になって仕事から帰ってきた家人が一目見て「どうしたの?」と心配するくらい死んだ目をしていたようです。その後寝まくって復活しました。

取り付け後のドア開閉時の安心感は異常。少なくとも望まぬドアパンチ加害者になることは防げそうです。

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