GRIP MAX “GRIP ICE X” にスローパンクチャー
今シーズンから装着しているスタッドレスタイヤGRIP MAX ICE GRIP Xに不具合があった。現象としては購入から3週間で2回のスローパンクチャー。筆者は初期不良と見ているのだが、はてさて。
事案と対応結果
装着前に1回、装着後1回、計2回自然空気抜け(スローパンクチャー)が発生。1回目は測定不能、2回目は6.5barまで下がっていた。販売店と保証サービス窓口と協議のうえ、販売店で対応してもらうも原因特定できず。バルブを新品に交換して様子見。
経緯
2021年11月27日
納品。2.5barで空気充填してもらう。自宅庭のタイヤラックで保管。
12月12日
自分で装着作業。いざ取り付けてみたら、1本が完全に空気抜けの状態。自分で充填。4本とも2.4barに揃える。
12月17日
所用で出かけた際、同じ個体のパンクを出先で確認。6.5barまで下がっていた。そこまでは20kmくらい走行していたが、ハンドルへの反応などに目立った異常はなかった。タイヤノイズがいつもよりも音程が低く、かつ音量も大きかったようにも思うが確証なし。出先の駐車場で再充填。その後の走行中、帰宅後も特に異常なし。この段階でスローパンクチャーというよりもパンクを疑う。
同日、購入店舗「フジコーポレーション フジスペシャルブランド 富谷WILD店」に補償範囲内か電話で問い合わせ。保証サービスを運営する会社ゼアーピットがどう判断するかどうかなので、まずは申請してみてほしい旨の返答をもらう。
同日、タイヤパンク保証サービス「ARMAJIRO」に申請。web(LINEも可)の申請フォームでは「パンク原因」が入力必須項目としてあるのだが、「スローパンクチャー」あるいは「自然な空気抜け」は選択肢にない。「原因不明」という項目はあるものの、その場合補償対象外となる可能性がある旨案内がある。そりゃたまらん。その会社に電話問い合わせ。すると販売店に問い合わせろという。販売店に相談したうえで申請している旨伝えると、販売店と協議するから待てという。ほどなく電話連絡があり、結局販売店舗に持ち込むことになった。やれやれだぜ。
まだ陽も高かったので、そのまま富谷ワイルド店へ赴き、対象タイヤを調べてもらうことにした。電話でやりとりしていたスタッフに経緯を説明。しかし調べた結果、チューブ、サイドウォール、ビード、どこからも空気は漏れていないという。いや、でも抜けるんだよねー。釈然としない。ただお店としても漏れ箇所の特定ができない以上、対応しようがない。バルブを新品に交換のうえ様子見ということになった。
その後
数日経過しただけなので、まだなんとも言えない。4本購入して1本がこの状態では全体的な品質も推して知るべしか。バルブ交換作業後、退店時にこういう事案はけっこうあるんですか?とお店のスタッフに訊いてみた。GRIP MAXは今シーズンから扱い始めたのでまだないが、(全体的には)ちょこちょこありますねーとのこと。ブリヂストンやダンロップ、ミシュランやコンチネンタルでこういうことが頻発・多発するとも思えない。性能はともかく、激安タイヤ購入には、いまだギャンブル要素があるようだ。
タイヤとブレーキは命に直結するところなので、非常に怖いし気になりますね。
それも1本だけということは、その個体になんらかの異常は間違いなくありそうですね。
新品交換してくれればいいのに>店
私は、NANKANというところのスタッドレスを2度購入しましたが、国産と見劣りしないくらい氷上性能が良かった記憶があります。
もちろんエア抜けはなかったです。
私も以前NANKANは使っていて(ノーマルですが)、意外と良くてすっかり色眼鏡は外したつもりなのですが、こういうことがあると、ねぇ。命に直結ですもんね。油断せず付き合っていこうと思いますが、「すみません!取り替えます!」の一言が聞きたいっすよね(笑)。