ワイパーブレード交換

すでに昨年の話になってしまったが、ロードスターのワイパーブレードを交換したのでメインテナンス記録として残しておく。このブログの読者の大半にとっては記事にするまでもないような些事であろう。人間で言えば就寝前の歯磨きみたいなものだ。だがクルマ乗りは千差万別。免許取り立てで喜び勇んでロードスターを買った若者もいるだろうし、ある日運転の楽しさに目覚めた結果ロードスターを購入したという人だっているかもしれない。セルフ給油ですらドキドキするという人がいるのだから。ズボラな筆者が言うのもおこがましいが、クルマはメインテナンスをすればするほどかわいく思えるし、不良箇所の早期発見にも繋がるから、できることはやった方が良い。ちなみに筆者はオイル交換をやったことがない。廃オイルの処理をどうするか悩んでしまうというのが理由だが、その程度の人間が書くことだから(本記事に限らず)気楽に読んで欲しい。

交換するワイパーをどこのものにするか迷ったが、とりあえず純正はやめておいた。購入時に付いていたのは純正ブレードだと思うので、社外品だとデメリットがあるのかどうか確認する意味がある(もちろん値段が安いというのが真の理由だが)。

ソフト99 ガラコワイパーグラファイト超視界ブレード
GB-7 1,710円(税込)
GB-8 1,820円(税込)

型番が違うのは運転席側と助手席側で長さが違うため。
GB-7が運転席側
手順1:ストッパーを確認。
付け根側に指を引っかける
手順2:ストッパーを外す
手順3:90度まで曲げて、
付け根側へブレードを押し込む
外れる
手順4:新しいブレードのストッパーを確認。
画像のように少し角度を付けておくとはめ込みやすい
手順5:手順3の反対。
90度に寝かせたブレードをアームに押し込んでゆき、
ストッパー同士を合わせる
手順6:押し込んでいたブレードを
徐々に外側へ引っ張っていくとカチッとロックする
純正ブレード(上)との比較。
純正は空力も考慮されている様子

新しいワイパーの容赦ない拭き様は本当に気持ちが良い(笑)。もっとも本当に大事なのはこの拭き様がいつまで維持されるかである。ところで筆者は冬になったら毎晩ハーフカバーをかけておくようになった。フロントウィンドウ凍結防止のためである。帰宅するとカバー。新しい習慣。これが意外と窓の汚れ防止にも役立っていた。青空駐車なのでただ停めておくだけでホコリが堆積していく。今は帰宅すると窓を水拭き→油膜取りケミカルをさっとひと吹きして拭き取り→カバーという流れ。翌日出発する時の視界のクリアさが気持ち良い。たかがワイパー、たかが窓拭きであるが、視界にストレスがないのは安全運転の第一歩である。さてこの習慣がいつまで続くやら。

16件のコメント

  • こんばんは
    ワイパー交換記録ありがとうございます。将来交換時参考にさせて頂きます。
    .
    私も青空駐車なのでハーフではなくフルカバーをかけてます。その都度埃取りの面倒な事!
    遠出した際は埃取りでは済まずコイン洗車場で水洗いして帰宅後カバーをかけるのが日課です。
    風のバタつき傷対策で自作のゴムバンドまでこしらえました。
    友人に青空駐車で馬かけてMT交換した強者がおりましたが、メンテするならリフト付きの室内ガレージで行いたいですね。
    .
    廃オイルの処理ですが、オイルぱっくりごと燃えるゴミに捨ててました。仙台はどうなんでしょうね?
    gスタンドで引き取ってもらう手もありますよ。

  • こんばんは。ワイパーブレード交換もさることながら、毎日フロントウインドーを拭いてからカバーを掛ける、というのに感心しました。木枯し紋次郎すさんはフルカバー。お二人とも凄いですね。私には毎日フロントウインドーを拭くなんてことは面倒くさくてできません。できれば見習いたいです。
    先日ラプラスの都合で、丸森から白石にK24を走りました。途中道を間違ったりしましたが、楽しく走れました。良い道を教えていただきありがとうございました。途中どうしてこんなに立派なの?という区間もあり、また走ってみたいと思いました。県南は雪もほとんど無くて、冬はこちらですね。ご報告まで。

    • kikuchi様、コメントに感謝致すと共に、あけましておめでとう御座います。今年こそはお会い出来る事を楽しみにしております。
      .
      木枯し紋次郎す←この”す”ですが不可抗力と申しますか、なにやらコメント入力時に自分の意思とは関係なく入力してしまった次第に御座います。謝
      .
      もともとズボラな性格なのでコーティング(ガラス系)していても雨晒しだと定期的に洗車が必要かと思います。それが面倒なんです。
      セキュリティ的にカバーも1つの対策と考えています。
      なにより楽しいので、面倒ですがまったく苦になりません。笑
      失礼仕りました。

      • せっかくなのでおふたりのコメントに一本で返信させていただきます。フロントウィンドウを拭くのは本当は出発直前、アイドリングしながらの方が効果的なのは言うまでもありません。夜に窓を拭いても汚れを見落とすことがしょっちゅうです。それを言うなら遠出のたびにコイン洗車場で洗ってからフルカバー(+バタつき傷保護)という木枯らし紋次郎さんの方がすごいっちゅーか、ロードスター乗りとしてそれは普通なのか?と、こちらのずぼらさが少々不安になってくるほどの対策例、おみそれしました。なるほどねぇ、カバーをかけてるだけでも心理的にセキュリティ面でプラスがあると。
          
        丸森・白石間のK24の、「どうしてこんなに立派なの?」区間は、どうもここ数年以内に整備されたらしく、K105とK24の分岐点あたりが特に著しいです。今は路地を入ったように錯覚する場所にあった商店が非常に味わい深い佇まいで、何度もそのお店の前で写真を撮っていたにも関わらず、その道路整備で見失っておりました(昨年末の丸森行からの帰り道に再発見、現状認識をした次第です)。まぁ走りやすくなるのは歓迎ですが……。

        • 書き落としがありました。廃オイル処理について。確かに木枯らし紋次郎さん他、複数の方から行きつけのGSに頼めば引き取ってくれるとアドバイスをいただいたのですが、今の行きつけがセルフサービスのお店で、そもそも店員さんと一切やりとりがないという現状なので、いきなり自分で交換した廃オイル、捨てといて!とも頼みにくく、躊躇しておる次第です。家庭ゴミ(燃えるゴミ)に混ぜちゃって良いのかどうか、軽くググってみた結果は以下のとおりでした。
            
          https://www.city.sendai.jp/haiki-shido/kurashi/machi/genryo/gomi/wakekata/documents/wakedashi_2021_pdf.pdf
            
          上記リンク先PDFの26ページ。紙か布にしみ込ませるか、凝固剤にて固めて家庭ゴミへ。あとは自分でやるかどうか(笑)。

          • 今更の返信ですか、客観的に見れば私の行動はただの変態だと自負しておりやす。

            • 確かに一般の人から見れば理解できない行動かもしれませんが、そもそも趣味の世界は外界の他者からは理解できないものであります。クルマの世界の話は、割とポピュラーな方だと思いますよ。物理的に大きなものですから、手入れをしていれば目立ちますし。植木剪定なんかと同じですよ。

  • オイルはそのとおり、ペットシーツとか紙や布に染み込ませてビニール袋に入れるか、固めるテンプルみたいな凝固剤でかためてしまえば家庭ごみで捨てられます。もしくは、固めなくても、缶に入れて行きつけのGSやディーラーに持っていけば捨ててくれますが、私はこのオイル処理箱をいつも使ってます。 

    https://www.dropbox.com/s/hx7g1gyughjdv3w/IMG_3225.jpg?dl=0

    ちなみに、オイルはこれ使って上抜きしてます。

    https://www.dropbox.com/s/3nwbz3kiclcqcdy/IMG_3226.jpg?dl=0

    ただ、上抜きだけだと、鉄粉などのスラッジが底に貯まるので(マグネットドレンボルトだと、鉄粉とかくっついてます)、たまに下抜きするというのがマイルーチンです!

  • 画像まで!ありがとうございます。上抜きだとやれなくもないなと思いますが、やはり「鉄粉などのスラッジが底に貯まるので(略)、たまに下抜きする」のは、道具も揃えなきゃだし素人にゃハイリスク。上抜きは自分で、下抜きはプロにお願いってところが、曉スタジオ的には妥当な着地点かなと思います。

  • それで全然良いと思いますよ!上抜きで、こまめに交換してるだけでもぜんぜん違います。ただ、上抜きは、車種によってはなかなか抜けてこない事があります。 4Cの時はホント抜けてこなくて(汗) で、さらにレベルゲージのラインも真っ直ぐではなく軽くS字のようになってて、ドレンホースを入れるのも大変だったし、そもそもレベルゲージを入れるたびにオイルレベルが変わってしまったり(多分S字のせいだと思います(笑)ゲージの抜き方や少しの地面の傾斜で変わったりしました) でほんと大変でした。

    ロードスターなら、多分すんなり行くと思うので、ぜひやってみて下さい!

    • ありがとうございます!青空なんで、近所の注目を浴びつつチャレンジだっ(笑)!

  • ワイパーブレード交換からオイル交換で盛り上がってますねー。今どきのクルマの良い点の一つはブレードやゴムの交換が楽になったことですかね!昔ながらのトーナメント式は安くて良いんですが、交換は意外と力仕事でした。ミトの交換はシンプルな作業で感動しました。オイル交換自分もDIYしてみたいのですが、acatsuki様おっしゃるとおり、まずごみ処理の問題が意外とハードル高いです。農機具のオイル交換はDIYしますが、地域のルール上、オイルパックごと燃えるゴミで出せるとはいえちょっと躊躇します。抜き方も、下抜きがもう少し簡単にできたらなあと日和って結局お店にお願いしてます。しかしみい様の4Cオイル交換DIYは凄い!レベルゲージがそもそも抜きにくい位置にあるし、自分がやったら多分レベルゲージをうっかりボディにぶつけて傷つけるのが関の山です…。

    • >じゅんすか様
      大丈夫です! あんなふにゃふにゃのオイルゲージがぶつかったところで、オイルが跳ねるだけで傷なんて付きませんよ! 是非チャレンジしてみてください。さらに愛着湧くこと間違いなしです(←手放した奴が言うことではないw) ちなみにケイマンは上抜きが出来ない(物理的なレベルゲージがない)のでつまらんです(汗) 下抜きにしてもアンダーカバーを外さないといけないので、多分オイル交換の技術料が半端なく高い気がしますw しょうがないんですけどね。。。 アバルトのオイル交換で遊びますw

      • ワイパーゴムだけの交換、やったわー(笑)。えらい面倒くさくて2度とやらん!と思いました。お金なかったのよねー……それは今もか……。ブレード状態で2本買って3,500円なんて夢のようですわ。ワイパー交換くらいでドヤ顔するなって話ですが。
          
        4CのDIYオイル交換ねぇ……。その、ケイマンがそもそもレベルゲージがないってのは実にシビレる話。やっぱり高額車両はメインテナンスもお金がかかるようにできているわけですね。や、ヒガミやヤッカミじゃなくて、「ブランド」ってそういうものじゃないですか。ぼったくられて嬉しいっていうヤツ。楽器もそうなのかなぁ。デイブ・スミスインストゥルメンツやモーグのシンセが妙に高いのは、音が良いってのは当然だけど、何分の1かは「ブランド料」が入ってるような気がします。

        • ブランド料って無いに越したことは無いですけど、サプライヤーからすればブランドイメージを保つためのハードルという側面もあると思うので、致し方無い、にしてもなあ…。そのブランドに相応しい人になっということで満足しますか(笑)。仕事柄楽器のブランド料を感じるのはピアノです。自分はYAMAHAでももったいない(笑)。

          • ヤマハは楽器界のトヨタって気がしますねぇ(笑)。戦闘機のプロペラから風呂からエンジンから作るってのは異常ですけどね(笑)。元はといえばすべてピアノの筐体作りノウハウですから。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です