マフラークライシス2022

特に低いギアでプン太郎を加速させている時、ボディ後部床下からブブブともビビビとも言えない異音が発生するようになった。鳴るのは一瞬で、同じ条件でも鳴ったり鳴かなかったりする。正体はわかっている。マフラーだ。タイコの被覆が剥がれてきているのだ。マフラーそのものが揺れて異音が発生している可能性もあるが、音源はほぼ間違いなく剥がれた被覆が共鳴するなり床下に接触するなりしているのだろう。

タイコの被覆がベロベロに剥がれてきたプントエヴォのマフラー(部分)
相変わらずエグイ見た目

アルファロメオ MiToでもまったく同じ状態を経験したので、もはや慌てず騒がず。むしろこれは、ドスのきいた音を発する社外マフラーへ交換するチャンスである。ここで言うマフラーとは、テールエンド付近、つまりエキゾーストマニフォールドから床下の直管ではなく、それらを経て、サイレンサーやテールエンドと一体となっている部分である。

MiToの純正マフラー6年目
これは2015年当時のMiTo純正マフラー。6年オチ、か

本来なら夢広がる話なのだが、哀しいかなプントエヴォへ装着できる社外品など数える程しかない。そのうちのスーパースプリントはMiToに装着した経験があり、良品であることは知っている。その他に国内でもTEZZOが既製品としてリリースしているし、探せば規格が合致するものがあるかもしれない。またプントシリーズではないものの、折々にリリースされる500/595系限定モデルには、レコードモンツァだのアクラポビッチだのが装着されているものもある。これらの中からだと、筆者は断然アクラポヴィッチを装着希望なのだが、これもプントエヴォ用のものは見当たらない。選択肢が少ないのは残念なことだ。既製品に気に入るものがなければ、ワンオフ(オーダーメイド)しかない。

ワンオフ??夢は広がる費用は上がる。だがプロに相談できるというアドバンテージは魅力的だ。関東方面ならそちらに明るいファクトリー/ショップが無数にある。関東周遊のつもりで、トゥルッコとかユーロファクトリーに相談に行くのは楽しそうだが、移動にすらお金がかかってしまうし、洋服屋でTシャツを買うように、「こんちわー、マフラー1本作ってほしいんですけどー」「はーい、少々お待ちをー」とは行くまい。可否から費用まで、相談というプロセスが必要で、それには時間がかかる。遠いのはどうにも不便だ。そもそも仙台/宮城県にだって作ってくれるところがあるはずだ。「仙台 自動車 マフラー ワンオフ」のようなワードで検索をかけると、いくつか有望な案件が上がってくる。また自動車SNS内にも有益な情報が見つかる。ほほう。

2月下旬に、プン太郎は短期入院する。シフトリンケージワイヤーと左前輪部のフェンダーライナーを交換するためだ。その際にマフラーを含めた排気系の健康診断もお願いしてみることにしよう。まずは現状の正しい把握、これに尽きる。

6件のコメント

  • 「ワンオフ」なら「フルチタン・爆音」とか呪文を唱えたいですね、叶うものなら…。ステンレスではなくスチールならどれくらいで作成してくれるんでしょう。フルステンレスだと既製品でも結構顔がひきつる値段のような…。

    • いや、その辺の事情、ぜんぜんわからないんですよ(笑)!なのでまず作ってくれるというファクトリーに突撃してみようかな、と。そんな風に思って書き始めたエントリーなんですけど、最後に「まずは現状の正しい把握」とか現実に戻って及び腰になっているという(笑)。値段のことは置いておいて、キダスペ的なふるまいをしてくれる製作者が仙台・宮城県にいるのか?という調査から開始です。

  • TRUCCOでもオリジナルがあったな、確か、と思って検索したら。アバプン用のはありました。興味があれば、EVOでも対応するか問い合わせてみては?
    https://a-trucco.com/archives/63944/

    • おお!早速見てみたら、SOLD OUTっすよ!でも値段的にちょうど良い感じ。車検も通るだろうし(笑)。

  • こんばんは。こうやって、アメリカンマッスルの夢は遠のいて行くのでした。残念!!でもマフラーの方が先ですよね。誰が考えても。

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