シトロエン C3 12ヶ月点検Vol.3

いろいろな事象が重なって、日々淡々とロードスターに乗る日々が続いている。そうしていても書くべきことはあったのかもしれないが、どうもこの時期は体調が悪くなり、ありとあらゆる発信行為が滞る。「この時期」とは2月下旬から3月にかけてのタイミングなのだが、これは2020年に持病を発症したタイミングでもある。どうやら筆者は毎年2月3月は低調になるようだ。体調以外にもあれこれあって、懸案のロードスターのオイル交換すら未着手である。体力が落ちれば気力も落ちる。致し方ない。

そんな中で家人のシトロエン C3は順調に12ヶ月点検を受診した。4年目3回目。これとてもう日が経ってしまっているのだが、今回はそのことを書く。

シトロエン C3 12ヶ月点検_53,957km
(株)イデアル(シトロエン仙台)さんにて

・エンジン廻り/ブレーキ廻りの点検整備
・ライト廻り/下廻り締付の点検
・タイヤ空気圧測定/調整
・ホイールボルト締付
・排気ガス濃度 CO/HC測定
・OBD診断
(各点検項目は省略)
・工賃 22,000円

エンジンオイル/フィルター交換(ディーラーのクーポン利用)
・オイルフィルター 00001109AL *1 2,000円
・工賃 1,000円

・ウィンドウウォッシャー液補充

合計 26,235円(税込・値引きあり)

走行関係に取り立てて異常はなく、目出度い内容。特に驚いたのはオイル交換後のエンジンで、ゼロスタート時の壮大なシャクりが大幅に軽減された。C3は直3ガソリンエンジンを横置きしていることに加え、エンジンマウントゆるゆる設計ゆえに、赤信号や、右左折時の歩行者や対向車待ちからのほぼゼロ加速時のエンジンの振動は並大抵ではない。家人はあまり気にしていないようだが、筆者は「シャクるのがわかっているんだから、できるだけこれを発生させない運転」を心がけるあまり、上記状況では隣のレーンに並んだ軽自動車に置いていかれることすらある。何も考えずAペダルをベタ踏みすれば、首から上が置いていかれるような加速も演じられるC3だが、それはあくまで余剰性能と割り切って、ジェントルな加速・旋回を行う方が本来のチューニングに叶っている。ECUがAペダル開度を過剰に気づかうせいか、よっしゃ!シャクらなかったぜ!という運転の方が返って難しい。だがエンジンオイル交換のおかげで低回転域の粗野な振る舞いが大幅に軽減されることになった(消滅したわけではない)。これは今回の一番の朗報だった。あぁ、5MT/LHDのC3を運転してみたい……。

別件。実は以前発症した後部サイドドアのエアバンプ剥がれてくる事案が再び、しかもこんどは左右の両方に発生しかかっている。どう考えても設計ミスとしか思えないこの案件、ディーラーに修復を依頼すればほぼ間違いなく「エアバンプの交換」となってしまい費用がかさむ。外装パーツ用強力両面テープがあるので、これでキワを固定して様子を見ることにする。2019年に最初の本事案が起こった時はまだ新車補償が効いて費用はかからなかった。もしゼロから部品発注+工賃となれば一体いくらになるのか……。想像するだに怖い。

これは右側面。
リアサイドドアを開ける時、
エアバンプ上端角がフロントサイドドア側面に
引っかかることがある
その結果リアサイドドアのエアバンプ上端角が
どんどん浮き気味になり、ますます引っかかるようになり、
最終的にはバキッと割れるのだ

6件のコメント

  • お久しぶりです。仕事がたてこんでしまい、眺めてるだけになってます。2月3月は花粉症スタートプラス年度末業務にやはりメンタルが低調です。今年は更にミトの車検が放送事故レベルとなっております。恐らく来週一度できるものだけ済ませて、仮引取でそこから約一ヶ月、本国取寄せ大物小物の交換が五月雨式に続きます。費用はホラーなので敢えて申し上げませんが、リアサス、タイベル、ウインカー、etcと申し上げればお察しかと。4月は4月でミトのタイヤ履き替えのタイミングで夏タイヤは新品に交換(ピレリドラゴンスポーツ購入済を履いてみます!)と4C12ヶ月点検。GWまでは青息吐息です(笑)。

    • うおっ!上には上が……。お察しします and (財布の)ご無事を切に祈念いたします。当方、体調は食事の摂生と業務圧縮で復調の兆し。あぁ、やっぱりメンタルが低調になると体力も引っ張られてダメになるのだなぁと東の空を見上げる3月。
        
      いやぁ、本国取寄せとなると、物流方面の乱れもありそうですから二重に大変ですね。もっともいただいたコメントからロードスターノーマルタイヤ履き替え候補にピレリが加わりました。そうだそうだ、ピレリっつー手があったかも!新年度の通常営業化まで、がんばって生き延びましょう。

  • こんばんは。エンジンオイル交換でそこまで変わるのか!私のはサインが出るまで変えないので、どんな感じになるのでしょうか。
    じゅんすかさん、私は昨年ちょっとだけドラゴンスポーツをフロントだけ履いた時期がありました。皆さんに、前後で違うタイヤを履くなんて、と言われたので、すぐ取り替えましたが。結論として、全然違和感なし。価格のわりに全く普通に感じました。レポートをお待ちしております。
    やっと、仙台にも春到来!先週末逗子、茅ケ崎往復してきましたが、運転手だったのでつまらなかった、ので、早く自分のために走りに行きたいです。まずは、どこにすっかな?楽しい悩みです。(花粉よ早く終われ)

    • いやぁ、ヤマベ兄ぃのおっしゃるとおり、「ケミカルはケチっちゃダメ」ですよ。などと言いつつ肝心のロードスターのオイル交換がまだできていませんが……。まぁ今月下旬には、なにがなんでも。
        
      春、来ましたね!ファンヒーターをつけない朝は久しぶりであります。大先輩の忠告を無視して、3/21を待たずにノーマルに戻そうと思いますが、前後別銘柄にならざるを得ません(笑)。ダンロップではありますが、前:ディレツィア、後:ル・マンという良いんだか悪いんだかな組み合わせ。多分4月いっぱいはこれかなぁ……。
        
      逗子と茅ヶ崎ですか!単なる運転手ではさぞ欲求不満になられたことでしょう(笑)。平筒沼はまだ早いですが、案外岩ヶ崎あたりをうろうろすると楽しいかもしれませんよ。

  • こんにちは いつも楽しみに拝読しております。C3順調でなによりです。ただしエアバンプの件はフランス車あるあるかもしれませんが悩みのタネですね。
    ところで同じエンジンを積んでる僕の308SW(T9)は75000kmぐらいから直噴エンジン特有のカーボンスラッジによるエンジンフォルトが出て添加剤で一旦は治ったのですが一時しのぎにすぎず、とうとう先月86000kmで外科的手術になりました。Myディーラーはインテークポート洗浄4万円(同時にオイル交換、プラグ交換、ECU書換えで結局7万超え)というメニューが最近できたそうで、それをやってからはパワーも戻り順調です。インテークバルブにスラッジがこびりついてたそうです。
    カーボンスラッジにはお気をつけください。

    • しろきち11さん、お久しぶりです。「11」って前から付いてましたっけ???日本国内にもエアバンプの元祖C4カクタスも居るはずなんですが、あっちはどうなんですかねぇ。うち、そんなにリアドアの開け閉めしないんですけど2度目、3度目ですから対策品作ってサービスキャンペーンをやってほしいものです。

      おお!308SW、素敵。日本で乗るにもちょうど良いですよね。国民車両のクリケット……みたいな、棒で玉を打つ競技と同じ名前のクルマのワゴンに乗るよりよっぽど気が利いてます。しかしスラッジは良くない(笑)!86,000kmで外科手術ですか……。うちの家人は決してエンジンをブン回しませんし、アイシンAWのEAT6もガツガツとギアを上げてしまってエンジンは回さないから、仕方ないところもあるのかもしれません。マニュアルモードに入れて5,000rpmあたりをキープしたまま高速道路を時々突っ走ったら、煤が燃えて少しはきれいになるんじゃないかと思いますが、それも面倒くせえ(笑)。このエントリーの12ヶ月点検でスラッジも診てもらえば良かったなぁ。当家のC3の今後にご期待ください(笑)!

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