2022年9月25日
素晴らしき哉純正シフトノブ
ほんの出来心で導入したRIGIDのジュラコン製シフトノブだが、約1週間で元の純正ノブに戻してしまった。
RIGID導入時のレビューに書いたが、その軽さゆえにシフトレバー移動に使う力が増え、結果的に移動量が増えたように感じてしまう。軽量だからこそ、僅かな力の入れ具合の差がクローズアップされる。不快ではないが、求める動きとは違うので戻さざるを得ない。
純正に戻してみてもうひとつ気付いたことがある。それはNDロードスターのシフトゲートには適度な節度感がそもそも備わっていることだ。ゴクッゴクッと、「抵抗」とまでは言わないが、きちんとケジメが付いている。逆に軽量ノブで操作する時、このケジメ感ははっきりと「抵抗」と化していたし、ギアが噛んだ後のシフトレバーの遊びも目立ってしまう傾向があった。
純正ノブは握る部分が単純に大きいと思うのだが、素早いシフトチェンジを阻害するものではないし(当然ですね)、純正じゃ付いてこられない速さのシフトチェンジを筆者がするわけでもない。むしろ純正状態のコクのあるクリーミーなシフト動作を享受する方が良い。
ちなみに取り外したRIGID製シフトノブは、もしかするとNCのシフトにはドンピシャじゃないかと想像するため、息子に下賜しようと思っている。
私的にはこのND純正シフトノブ、好きでした。124の純正見た目的にも…だったのでND純正に変えてたけど、よりクイックになって手にもなじんだ。言われてみればたしかにちょっと大きい。でも歴代アルファにつけてるBLACK社のと同じくらいの大きさなのであまり気になってなかったかも。
NDの現行のやつはステッチがシルバーグレーなの。赤ステッチ探すのにちょっと苦労したよ。
おっと124のノブをNDものに交換されていたとは!そしてステッチ色でご苦労されるとは……。そこんところ、さすが姐さんですな。
純正に戻して数日ですが、やっぱり純正の方が良いという結論。良くできてますわ。
シフトノブ交換はMTの特権ですね。好きな人は取り敢えず一回は変えるのでは。そして「これじゃない感」を体験するのもほぼテンプレかと。まあ走りに律儀な車は大体純正が間違いないと言うのが自分も同感です。そう言えばミトの純正は、操作性云々の前にデザインが「どーにもこーにも」なのを思い出しました。今のはブラック社製です。個人的にはあの内装にあのシルバーのパターン表示が馴染まかったです。好みだという方たちゴメンナサイ。
金額的にも気軽にチャレンジできますしね。MiTo純正からブラック社への変更が実に具合が良かったので、純正は基本的に最低限の機能しか満たしていないと思い込み。プントエヴォはそもそも社外品(たぶんやっぱりブラック社のもの)が最初から付いていたので、純正との比較ができず。なので今回のロードスターでは良い経験ができました。
まぁひいき目に見ても、MiToの純正ノブはないと思います(笑)。や、オレはMiToは大好きなのよ?大好きなオレですら、あれはない(笑)。
こんばんは。シフトノブを替えることができるのが、羨ましいです。でも、純正の方が良い訳ですね。しかも大抵の車がそう。だとするとなぜこんなに社外品があるのか、謎ですね。やはり一度は変えてみたい、と皆さん思うからですかね。車好きの性?
多分……ですが、多くの場合純正ノブって同ブランド他車種と使い回しのケースがほとんどで、個性という意味では非常に味気ない状態だったからじゃないでしょうか。大抵の場合、トランスミッションはサプライヤーからの一括納入でしょうからそれも当然でして。ロードスターは専用設計の範囲が広いし、シフトアクションはそれこそ車種の命に関わる重要な要素ですから、純正でも相当詰めた、良いものになったのではないでしょうか。特にマツダはトランスミッションを内製するメーカーらしいですから。
なのに替えてみるのは、やっぱり性なのかも、です(笑)