エンジンオイルとミッションオイルを交換_55,651km
ロードスター(ND5RC_2015年式)のエンジンオイルとトランスミッションオイルを交換した。前回の交換からすでに7,000kmほど走ってしまっており、ロードスターに申し訳ない気持ちだ。
今回手当てしてもらったのは(株)ファンファクトリーさん。実は2022年7月購入時の車検整備をしてくれたファクトリーで、曉スタジオ至近なのだ。ある不具合補修の話を購入店オープンカークラブ仙台のHさんと調整していた折り(未着手)に勧められた。整備記録も残っているしすぐ近くだし、一度お願いしてみるかの心境である。
- エンジンオイル(5W-30) 4,000円(@1,000 * 4L)
- オイルドレンパッキン 100円
- マニュアルトランスミッションオイル 1,800円(@1,200 * 1.5L)マツダ純正と同規格のトヨタ製オイル
- ミッションオイル交換費用 2,500円
- 消費税 840円
合計 9,240円
ちなみにアバルト プントエヴォで同じことをした場合、「22,194円」かかっている(2018年10月の記録)。ファンファクトリーさんではエンジンオイル交換工賃を取らない由。だとしても、だ。20年イタ・フラ車に乗ってきた筆者には衝撃的な安値である。素晴らしい。また依頼時にはエンジンオイル交換はポンプ吸上げ方式でやると聞いていたが、ミッションオイル交換との合わせ技で、ドレン抜きしてくれた模様。作業用ピットがたまたまオフィス待合スペースの真正面だったので、ソファに座りながら作業の逐一を見ることができた。オイル、どっちも息を呑む真っ黒さ。筆者は気温・湿度・走行状況に関わらず、オイル交換を5,000kmごととしているが、こりゃあ3,000kmくらいで両方交換するのが良いかもしれない。
交換後、定番の仙台市北西部、七北田ダム裏のワインディングを走ってみたが、エンジンの吹け上がりもギアの入り具合も、ほぼ別物。ダラ坂でギアを1段下げるかどうか最近では迷っていた箇所では、Aペダルをいつもよりあおってやるだけで良い。熱が入らないと1-2速に渋味を感じていたトランスミッションは、どのギアにもスコスコ入る。おわー!なんだ!?最高かよ!そのままワインディングの先にある定義山は門前喫茶Norahで昼メシを食べてきたのだが、女主人に「なんか、良い顔してる」と言われてしまった。思い当たる理由は他にもあるが、間違いなくこの時は「オレのロードスター、最高!」の気分が顔に出ていたとしか思えない。
裏を返せばこの豹変ぶりは汚れたオイルで如何にロードスターのポテンシャルを下げていたかの証左でもある。毎度オイル交換のたびに心を入れ替える宣言をしてばかりだが、いや、ホント、これほど霊験灼かなら、小まめに交換しない手はない。そのファンファクトリーさん、足周りの改造について頭出しの意味で相談してみたら、現場からの有益なアドバイスもいただけた。プランの全貌を教えてくれれば(あそこのあれをここに付ける……とか)、いっしょに考えますよと言ってくださったので、早々に交換・付加パーツリストを作って相談に行こうと思う。いえーい。
余談
今回の作業で指摘されて初めて気付いたのだが、フロントに履かせていたダンロップ ディレツィア、ローテーション指定を見落として逆に取り付けていた。恥。超恥。ついでに取り換えていただき、明細で確かめたらその分の工賃記載はなかった。ありがたや。このローテーション方向間違いでもフロントの感触が変わったのだが、それは機会があれば書く。
もしシビアコンディションでなくて今回の状態ならエンジンオイルは5000キロが妥当ですかねー。個人的にはどんなエンジンオイルもこの辺でフィールの変化感じます。最近のエンジンオイルは機能面のロングライフ化は嬉しいんですけど、交換直後のフィールもロングライフであってほしい(泣)。ミッションオイル交換でフィール改善は何よりです。
>>今回の状態ならエンジンオイルは5000キロが妥当ですかねー
いやでも、真っ黒でしたわ。おっしゃるとおりフィールの変化は(今思えば)甚大で、冷間時のギアの渋さは季節的なものじゃねえな、こりゃって感じでした。実際冷間時のスムースさは言うに及ばず、熱が入ってからもギアの入り方は一段とスムースになりましたので、もうオイル交換はペアでやるしかない!と決心しているところです。手をかければかけるほど言うこと聞いてくれるんだから、こういうの、たまりまへんな、うしし。