宇都宮晩夏のオフ会で試乗したクルマたち

Profumo姐さんがクルマを新規導入するたびに宇都宮に集まってわいわいやっているのだが、今回はポルシェ 718スパイダーだった。もちろんそれ以外のクルマにも試乗させていただくことが叶った。短くまとめて印象記を書いてみようと思う。試乗したクルマたちは

ポルシェ 718ボクスター(Profumo姐さん)
アルファロメオ GT(H社長)
ルノーR.S. クリオSr.3(しまの助さん)

の3台に加えてアルファロメオ 4Cメルセデス・ベンツ GLBの同乗体験である。

○ポルシェ 718ボクスター

718ボクスター運転の仕方
再掲。とにかくこのボディカラーに尽きる

P姐さんの個体は2018年式、2L水平対向4気筒ガソリンエンジンにターボ過給、6MTでRHD。いわば「素」の718ということになる。筆者としては718ボクスターを買ってはいけないと言うしかない。なぜならこのRHDモデルには凶悪なペダルオフセットがあるからだ。2シーター、ミドシップのオープンカー。こういうクルマはただただ運転を楽しむためだけに存在している。なのに運転操作への没入を妨げる要素、ペダルオフセットがあって良いわけがない。ついでに言えば6MTのシフトフィールも芳しくない。はっきり言ってNDロードスターのシフトフィールの8割程度の出来。項目として指摘するほど酷くはないかもしれないが、こちとらNDロードスター乗りとしてはもっと上質なシフトフィールの実例を日々操作しているので辛口にならざるを得ない。

一方でこんな素晴らしいクルマもない。走ってみてまず感じ入るのはボディの硬さである。NDロードスターに乗っている身としては余計に沁みる。幌開閉が機械式だけあって、軽量化は決して最優先ではあり得ない(正確な数字を調べ損なったが1.3tくらい)。軽量化に血眼にならなかった分オープンモデルとしては望外の頑丈さで、そのボディから来る印象ゆえに加速も旋回も最初から意のままに行える。この手のクルマをちょこちょこ乗っているとそのことにあまり驚かなくなってしまうが、これはとんでもないことだ。助手席のしまの助さん相手に「うををおおお!すげえ!」と叫んでしまった。ボクスターの場合このとんでもなく高い素養に加えて、背後からボクサーエンジンのバタタタタタタタ!という独特の音がするわけで、発売当時のこいつの車両本体価格700万円はバーゲンである。当然のことながら制動能力に不備・不満があるわけがない。ボディ剛性まで含めて、すべてが高い次元でバランスしていることが、特別な運転操作をしなくてもひしひしと伝わってくる。こりゃとんでもなく良いクルマだとわかる。このボクスターを運転して不機嫌になる人がいるとは考え難い。

従って718ボクスターを買うならLHD、できればPDKモデルという結論で一件落着なのだが、ポルシェジャパンが輸入したのは右だけなのだ。こんな実用性ゼロのクルマで同乗者の乗り降り云々とか駐車場のチケットの取りやすさ云々を言ってはいけない。現地法人の役割ってなんなんでしょうね。ポルシェ自らが「最高のプロムナードカー」と言っているんだからスポーツカー評価の尺度であれこれ言うんじゃねーよと言われればそのとおりである。だがそれでもなお数々の美点を一蹴するペダルオフセットは看過できない。ペダル数が減る右のPDKモデルでも大きな改善は難しそうだ。動力性能もボディ剛性も、なんなら見た目も内装クオリティも申し分ない。惜しいとしか言いようがない。慣れればなんとかなるという話じゃない。何しろオーナーであるP姐さんがご自身がこのペダルオフセットについて「酷い」と言っているのである。

○アルファロメオ GT

天の邪鬼なインプレッションを書きたくなるほど素晴らしい718ボクスターとは一転して、H社長の愛機LHDのアルファGTは、公平な目で見て良いところがない(笑)。スペシャルな3.2L V6エンジン搭載で頭が重いし、かと言って驚くべき加速!というわけでもなく、だから当然制動だって必要最低限。6MTのシフトに至ってはゲート感皆無で今どこに入っているのかさえわからない。「さぁシフトダウンして加速だ!」という瞬間に2速・3速がまったくわからず、交差点の真ん中でアイドリングまでエンジン回転数を落としてしまった。それも1回だけじゃない。聞けばこれほどふにゃふにゃなシフトなのに数ある残存GTの中ではましなレベルらしい。下手すると走ってる最中にシフトが抜ける個体すらあるらしい。怖い。しかも1998年デビューの156ベースである(筆者は147ベースと勘違いしていた)。2004年デビューに誤魔化されてはいけない。つまり「けっこう壊れるアルファ」の最後期のクルマなのである。輸入車初心者の知り合いが「アルファGTっていいよね、買おうと思うんだ、安いし」と言っていたら洗脳するレベルで止めるだろう。

だがしかし。ボクスターとGTなら筆者が買いたいのはGTである。運転席に座る。眼前に広がるアルファロメオのメータークラスタとインパネのデザイン。タンレザーの色と香り。内外装のパーツが描く曲線は優雅で艶がある。はっきり言えばエロいのだ。アルファロメオの90-00年代のクルマはエロさでオーナーを魅了する。それは見た目だけでなく動的印象も同様だ。3.2Lの排気量は1.4tのボディを動かすには充分過ぎるが、ピーキーではなくとろりとトルクを出してくる。気が付くとあっという間に速度は上がっているが無理をしている感触はまったくなく、むしろ直線ならこのままずぅっとAペダルを踏み続けたくなる(シフトがうまく決まればの話だが)。少なくとも公道上で旋回能力に不備はなく、微舵域からロック近くまで回してもリニアに思い通りのラインで旋回できる。LHDだから運転姿勢はばっちり決まって安楽この上ない。ではなぜ洗脳レベルで購入を阻止するかというと、維持費=修理費がバカみたいにかかる可能性がある。懸念点と言えばそれくらいだろうか。

ちなみに試乗後半、シフトチェンジ苦戦の理由もわかった。Cペダルの踏み込み代が非常に浅い上に、踏み切ったと思えるポイントからさらにもう一段深いところまで踏んづけないとギアの噛み合いが行われない。底付き感希薄なCペダルの扱いが分かれば、難なくシフトチェンジは決まる。ゲート感が向上するわけではないが、それこそ「慣れればどうってことない」。これだ。アルファはこれがうまい。「こんなデリケートで運転しにくいクルマを理解して乗りこなせるのはオレしかいない」と思わせるのだ。そう思ったが最後、くだらない機械的トラブルもレベルの低い内装材組み付け精度も「仕方ないなぁ(笑)」とネタとしてクルマ仲間に話せるようになる。そうなるともう引き返せない。ヘンタイの一丁上がりである。

イギリスBBCのお笑い番組Top Gearのかつての出演者のひとり、ジェレミー・クラークソンはアルファロメオ MiToの車評文中で「しかし、なにより嬉しいのは「何に乗っているんだい?」と訊かれた時に「アルファさ」と答えられるという点だ」と書いている。この人も相当バカである。だが自宅駐車スペースにこの青いGTが停まっている絵面を、筆者は試乗中に何度も想像してしまった。アルファバカに付ける薬は718ボクスターではダメなのだ。


ちなみに718ボクスター所有者のP姐さんはMiToを保有しているし、ボクスター試乗後「これ欲しい!」と盛り上がったH社長はブレラと複数台のMiToを所有している。アルファ欲が充分満たされているからこそそういう反応になるのだ。

○ルノーR.S. クリオSr.3

clio3
赤いホイールがハマり過ぎて恥ずかしい、とオーナー

昨冬のこの個体と次世代シリーズ4のルーテシアZenの同時試乗で、筆者はルノー車の魅力をイヤというほど味わった。だから特にもう一度乗りたいと思っていたわけではないのだが、この日しまの助さんのクリオ(念のため書くがルーテシアは日本国内だけの流通車名で、本国での車名はクリオである)は新しいホイールとタイヤが履かされており、筆者の前に試乗したじゅんすかさんとちょーななさんが「このタイヤのグリップ、すごいっすね!」と盛り上がっていた。「タイヤでけっこう印象が変わりますね」という評を聞き、そんなに?と興味をもったのだった。

タイヤはアドバン ネオバだったのだが、なるほどずいぶん印象が違う。具体的にはグリップし過ぎて旋回初期の動きに段が付いてしまっていた。詳しくは以前の筆者のルノー車2台イッキ乗りの記事を読んでいただきたいのだが、ルノー車の魅力を端的に要約すれば「実は柔軟なリアの挙動をベースに旋回動作が素直そのもの。直進>旋回>直進がウルトラスムースに進行する」である。だがハイグリップタイヤのせいで、直進から旋回に移行するその瞬間のスムースさに陰りが。もちろん旋回が始まってしまえばやはりスムースではあるのだが。連続性が薄まったのは残念だった。もちろんこれは場所を変えれば美点になるだろうし、今後タイヤがニ皮三皮むければ解消されるかもしれないとオーナーしまの助さんは言う。まぁでもそれってタイヤの正規の能力の劣化だからなぁ。

ともあれそれ以外はやっぱりおいしいクリオSr.3だった。アクラポヴィッチサウンドが日常って羨まし過ぎる。

○アルファロメオ 4C

オーナーじゅんすかさんが「(4Cは)助手席に乗って楽しいクルマじゃないですからね」と言っているのを聞き、どれくらいつまらないのか(笑)体験させてもらうことができた。

一度ならず4Cを運転させていただいた身としては、楽しくない状況は容易に想像がつく。あまりのボディの硬さに微震動で身体が苛まれるとか、ぐわんぐわん左右に揺すられるとか、ただ座ってるだけなのに疲れちゃうというやつだ。そういう予想を立てていたから、身体はリラックスして、心はやや身構えて助手席同乗試乗に出発した。ところが驚いたことに案外普通の乗り心地だった。さすがにボディの中心にあるカーボンバスタブの硬さはイヤでも伝わってくるが、はっきり言えばかつて我が家にあったトヨタ パッソの方が乗り心地は悪かった。

これはじゅんすかさんの運転が上手いことが多いに関係しているはずで、不用意な、予想不可能な動きが皆無だからだろう。不遜ながら自分も運転しているかのように窓外の景色を咀嚼することができる。そうやって助手席で和やかにじゅんすかさんと会話していると、自分でも4Cをうまく運転できるように錯覚してしまいそうになるが、それは妄想だということも承知している。4Cは徹底的にドライバーオリエンテッドであり、設計理念から不可避に発生する「運転しづらさ」を乗り越えると、吉野家に牛丼を食べに行くのにも乗ることができる……と思う。これはつまりGTの段でも書いた「コイツを乗りこなせるのは……云々」というやつだ。ここでもアルファの魔法(呪い?)は健在だった。

カーボンバスタブシャシーだろうがお守り!

○メルセデス・ベンツ GLB

AMG C43の代車がこれと知ってオーナーkikuchi大先輩はがっくり。まぁそりゃそうだろう(笑)。本当は運転してみたかったが、言いそびれた。昼食会場へ移動する際に往路は助手席に、復路はサードシートに座ってみた。端的な感想としては「運転してもつまらなさそう」「MBとは言えサードシートは長時間座っていられない」であった。もちろんクルマの真価など気にせず、目的地まで数時間を快適に過ごす同乗者という立場ならなんの不満もないのだが、それなら別にアルベル兄弟でもノアボクでも同じじゃん(むしろそういう用途ならそれらクルマ群の方が優れている可能性が高い)。つまりGLBに「最善か無か」とか言ってはいけないのだ。無になっちゃうよ。


ということで好き放題書いたわけだが、筆者は良いクルマの定義・信条が違えばこういう評価になると示してみたかっただけだ。このエントリーをたまたま読んだ誰かがGLBに試乗して惚れ込んで買ってもいいし、正規輸入718ボクスターオーナーが「この貧乏人は何もわかってない」と筆者を哀れんでも一向にかまわない。クルマ好きがクルマを選ぶ理由など千差万別だし、そもそも「良いクルマの定義」だって人それぞれだ。そういうズレを楽しんでいただければ幸いである。試乗させてくださったみなさま、本当にありがとうございました。今日もご安全に。

20件のコメント

  • 運転お褒めに預り?光栄です!アルファの呪いにあっさりかかるし、ボクスターのペダルオフセットにもネオバの高過ぎるグリップにも鈍感ですがwww。もう少しスピードレンジが上がると今度はちょーなながいい仕事します。まあセブンの助手席は本人が座って曰く「こりゃひでー、拷問だw」。同乗者の一体感は、個人的には車の出来の良さが多分にあると考えています。カテゴリに関わらず良車は必ずこれがあるかと。ND運転させて頂き改めてありがとうございました!ちょーななと口を揃えて「これで全てが満たされる。」でした。1.5L二人乗りでもパワー不足感じないし、たしかにボディーはいい感じに仕上がってますね。当日は皆さんの多国籍、多カテゴリ車集合のお陰で海外観光よりもそれぞれのお国柄の理解が進みました。ありがとうございました!

    • 4C同乗中は徹頭徹尾安楽に座っていられましたもの、運転が良かったからに他なりません!「同乗者の一体感」……。うーん。考えたことがない視点です。NDロードスターの助手席もこの1年で数回しか乗ったことないし。でも(運転席比)違和感などを感じませんでしたから、グッドバランスなのでしょう。そう信じたい(笑)。

      NDは我々のような「とりあえず運転してれば機嫌が良い」的な人種にはもってこいの1台だと思います。時々よくわかってない人に力説するんですが、車重1t、FRで300万円なんてクルマ、この世にマツダ ロードスターしか存在しないわけです。大事にしていきたいです。

  • P姐さんまた車増車?あれ?どの車がメインなんだっけ?w

    多分「くるまで行きます」オフ会メンの中でずば抜けて車機構オンチのパイセンは、ペダルオフセットについてアルファGTではなくチャットGPT先生に聞いてみましたよ。

    先生は優しく私に語り掛けてくれました。

    「車のペダルオフセット(Pedal Offset)は、車のアクセルペダルとブレーキペダルの位置関係を指します。具体的には、アクセルペダルとブレーキペダルが車内の床面に対してどれだけの水平的な距離で配置されているかを示します。」

    ほうほう。

    「ペダルオフセットが正しく調整されているかどうかは、運転の快適性と安全性に影響を与える重要な要素です。運転手がアクセルとブレーキをスムーズに操作できるため、アクセルペダルとブレーキペダルの位置関係は適切である必要があります。ペダルオフセットが不適切であると、操作が不便であり、運転中に制御を失う可能性が高まります。」

    ふむふむ

    「ペダルオフセットは異なる車種やメーカーで異なる場合がありますが、適切な調整が行われることで、運転者の利便性と安全性が向上します。」

    なるほどぉ~わからんwww

    • チャットGPTは別にウソは言っていないが、知りたいこと以外の情報が大杉健也。このエントリーで言うところのペダルオフセットとは、右ハンドル車ならアクセルやブレーキペダルが左に寄ってしまっている状態のことです。小さいクルマになればなるほど右前輪のホイールハウスが邪魔をしてペダル類が左に寄ってしまいます。ボクスターは決して小さいクルマじゃないですが、ミドシップでエンジンが運転席の後ろにあるので、どうしても運転席が前詰めにならざるを得ず、軽自動車やプジョー車よりも酷く左寄せになっちゃってるんです。人間は環境に身体を合わせようとしますから「慣れればいける!」と感じる人もいるかもしれませんが、乗るたびに腰を捻り膝を捻りで運転してたら絶対身体を壊しますよ。オレがMiToから降りた原因の何割かはペダルオフセットでした。同じ車体サイズのプントエヴォは左ハンドルだったので、運転席に座って自然に足を延ばした先にアクセルとクラッチペダルが鎮座していて、とても良かったです。
        
      じゃあ左ハンドル車ならどれでも大正解かというとそうでもない事例をこないだの5月のオフ会で経験。ロータス ヨーロッパLHD、凶悪に右に寄ってました(笑)。左前輪のホイールハウスに蹴られている上に、そもそも足下が狭い……。ペダル同士の距離も超絶狭くてペダル操作できる自信がありませんでした。こわー。

  • やっぱ異様にポルシェに対して完璧さを求めてない?まぁそういう売り方してるといわれりゃそうかもしれないけど。なんかさぁ、GTに対する愛あるコメントと全然違うのよ。やっぱアルファロメオ毒の後遺症は強いね(なんならまだ感染中)。私にも毒は回っているから、すごく気持ちはわかる(爆)。
    ちなみに、RHD 718ボクスターのペダルレイアウトはひどい、じゃなくて、クソ、です。浮かれてる納車の時ですらそう言いました(笑)。でもね、乗り出してしまえば慣れるのよ。乗り始めは毎回驚くけど。
    いやだから、先日までの991.1がベストだったんだってば。LHD PDK。でもね~、しかたないのよ、そういうサガなので。

    ひとつだけ反論。私的には718のシフトフィール、好きなんだけどな。あのコクっとちゃんと入る感じ、嬉しい。NDってそんなにいいんだっけ?少なくともNC(ABARTH 124含む)は必要十分だけど、感心した覚えはない。

    @kanaパイセン、増車じゃなくて911と入れ替えました。なので、相変わらず3台持ちなのですが、どれがメインかって、うーん、わからない(笑)

    • >>異様にポルシェに対して完璧さを求めてない?
      あー、確かに。というか崇拝なのかもなー。その崇拝対象が影じゃ酷いことしてる……みたいな受け取り方なのか。あと単純に「こんなに素晴らしいクルマなのにペダルオフセットは放置かよ!」というほんのり怒りとか諦観はありますね。フラッグシップの911ですら右はオフセット放置だもんなぁ……という。ポルシェに限らず、市場(オーストラリアと日本と英国)として小さいから右環境はお金かけられませんってことなんだと思います。でもそれなら単純に左モデルを輸入してくれりゃ良いだけの話なのになぁ。
        
      NDのシフトは良いです。ホンダ シビックTYPE Rには及びませんが。これも主観でしかないですけどね。124がNCのシフトを流用したのは流せるトルクがそっちの方が大きかったから(NDのシフトじゃ1.4マルチエア+ターボは受け取れなかった)ということなら、現行のRFのMTモデルはNCシフトのままなんか?

      いずれにしても少々思い込み過多の評価にはなってますね。「買ってはいけない」はキツイ表現だった。ごめんなさい。

  • こんにちは。このメンバーでは絶対誰も試乗すら考えられないGLBを持っていきました💦最善か無か、なんてもうとっくに捨ててるベンツという事を感じて頂けたようで、本望です。車に詳しい皆さんでも苦労する乗り降りというだけでも、落第ですよね。ところが、調べてビックリ!ベンツの中では一番売れてるのがCクラス、次がGLB。にわかには信じられませんが、そういう資料を見ました。世の中分かりませんね。

    • 以前Mクラスってあったじゃないですか。メキシコのMとか揶揄されてたやつ。GLBはあれの後継なのかな?と思っております。違うのかな(調べようともしない)。多分7人乗りってアメリカがミニバン(RAMバンとかアストロ)で模範解答を出して、日本がブラッシュアップしてアルベル、エルグランドで完成形に至っちゃってると思うのです。とにかく規格外寸いっぱいの箱!これしかない!的な。だから今さらあの形で7人乗れって言われてもなぁ。実際のユーザーさんは3列目シートはほぼ「常時収納」で使ってるような気がします(プジョー 307SWオーナー時代オレもそうしてた)。Cクラスはとっても豪華になったから、売れて当然ですね!現行のBMW 3とMB Cはもはや小さめ(ランク格下)の入門編セダンじゃなくなっちゃったんですね。

  • 言わずもがなだけど、別に怒ってないです(^^)。
    なんか生活感あふれる例えで恐縮ですが、白洋舎にスカートを出したときに仕上がりが甘くてムッとしたのよ。でも実はその辺のクリーニング屋さんと変わらないか、あるいは上な仕上がりで、つまりはこちらの期待値なんだよね。値段も高いし。それと似ていると思いました。

    ホント、うちの僕ちゃん、左ハンドルならよかったのになぁ~

    • 押忍、フォローありがとうございます。ま、オレだってNDだけは買ってはいけないと言われたら、ね(笑)。でもどうにか論破してやる!と返ってエネルギー注入になるかもしれませんが。
      __
      期待値!それそれ。やっぱり「あのポルシェの」ってのがあるし、実際オレが書いてることなんて大概の人は「ま、そうかもしれないけど、完璧なクルマなんて無いしさ」だと思います。たまたまNDロードスターに乗っているからですが、この718ボクスター、超安く譲るけどどうする?って言われたら数日眠れないくらい悩むと思いますもん(笑)。逆に言うとマツダの歴代ロードスターがあるから、ポルシェは安心してあの方向に舵を切れたんじゃないかと思うんですよね。軽量化は最低限、その代わりある程度ラグジュアリ要素を盛るってのは、鬼スポーツカーたる911シリーズがあるポルシェがやると説得力ありますもんね。あ、こんな風に少し肩の力抜いて乗れるポルシェ欲しかったんだー!みたいな。
      __
      日本国内に左ハンドルの718って存在してるんですかね。してはいるんだろうけど、「分かってる人」だろうから世に出回らないような……。

  • acatsuki-studio GTPのほうがわかりやすいじゃないか!!

    なるほど。MiTo乗ってても全然気になかった俺って・・・w

    @P姉さん入れ替えなのね。来年の西蔵王ではどんな車で登場するのか楽しみ。
    運転手付きで新型トヨタセンチュリーってのも有りよ。

    • @kanaパイセン、
      え、それってパイセンがうちまで迎えに来てくださるってことですか?(笑)

      私も最初のMiToは右ハンドルのMTでしたが、さして気にならなかったんです。でもねぇ、719はひどい(笑)。毎回エンジンをかけるときにクラッチ切ろうとしてブレーキペダル踏みます。そのくらいひどい。ま、次回の西蔵王でみてください!その時718でいけば、の話ですが(爆)。

      • ショーファードリヴン!!とうとうそこに行き着くのか(笑)!!2024年5月の時は718だと思ってますけど、オレ……。

    • MiTo時代はオレはホントに運転しながら膝が痛くなりましたので、イヤでも意識せざるを得なかったです。例えばMiToよりももっと酷いオフセットがあるプジョー 206にも何度も乗りましたが、全部MiTo修理・整備の時の代車だったんです。だから長距離乗らないし珍しいからこっちも若干テンション上がってるんで、「慣れれば別に……」と正常化バイアスがかかっていたんでしょう。

      • ボクスターはオープンでテンションUP&閉めてもエキゾーストが聞こえると思いますが、987ケイマンは閉鎖空間で音も聞こえてこないので普段使いの領域だと全く面白みのないクルマです。(あくまで私個人の感想です)
        NCロドスタ後期にオプションのインダクションサウンドエンハウンサー的な物を装着させたい。(ジュリエッタ後期のアレ)
        987前期型に乗ってる知人曰く「2シーターのクラウン」。

        6気筒から4気筒ターボにしたのは911との差別化の面もあるのでしょうが、シフトチェンジしてぶん回す楽しさを考えての事かもしれませんね。

        ずっと前に運転姿勢の記事が掲載されてたブログ(閉鎖済み)にも『どのメーカーもロードスターと同じ土俵で勝負できないからズラして逃げるしかない』と書かれてた記憶があります。
        ロドスタと同クラスのMR-S・バルケッタは消滅、Z3が高級化路線に逃げてZ4で成功したのを見て、この路線なら行けると確信したのかもですね。

        ボクスター発売当初、『最初のポルシェ356はMRだった…』的な歴史的背景を掲げて『ポッと出じゃないの温故知新だから』とアピールしてた記事を見た覚えがあります。

        • お久しぶりです。ボクスター、あのエンジンサウンドは4気筒でもぜんぜん関係なく本当に気分が上がりました。「オレァ今特別なクルマを運転してるぞ!」という実感がひしひしと。サウンドエンハンサー的なもの、現行RFにも付いてんですね。現行と言いつつ受注終了ですが。
          __
          ヴェスペさんが挙げている車種やベンツのSLKを思い浮かべるに、オープンモデルの軽量化ってもうとにかく大変なんだなと思います。ロータスも軽いのはディスコンですし。もうこうなるとスーパーセブンかアリエル アトムかの2択ですかね。どっちも高いもんなぁ。マツダの副社長(複数いるはずですが名前を思い出せず。この方は技術担当)も「軽くするならカーボン使えばいい。簡単です。でもアフォーダブルな価格で提供ってのができなくなる。だからやりません」と言っていましたが、まぁイバラの道なんでしょうね。しかも運転姿勢も売りにする以上テキトーな仕事できないし……。
          __
          >>『最初のポルシェ356はMRだった…』的な歴史的背景
          ハイブリッドの時も言ってた(笑)。モーターとエンジンのハイブリッドはウチが最初ってヤツ。356は「でもこれじゃ売れないからリアシート付けようぜ」っていう、モロに商売の都合で911は2+2になったってところまで言ってくれればもう少しみんなの印象に残ったかもしれないのになぁ。

  • お久しぶりです。
    やっぱりオープンは特別なのですよ、私は花粉症で脱落してしまいましたけど。極寒の正月に「あけましておめでとうだから開けましょう」ってオープンを強要した輩は許さないけど。

    アメリカで売る時に+2にしないと税金がかかるんでしたっけ?
    個人的にポルシェでハイブリッドと聞くと虎や象に鼠を連想してしまいますね。現在のポルシェとしては博士がベルリンの伍長とお友達だったことも含めてハイブリッド戦車の事はタブーになってるのかな?

    • 北米の税制の詳細は知らないのですが、フェリー・ポルシェの自伝にそう書いてるって記事を読んだんですが、税制ゆえだったんですかね。いずれにしても車体運動性能向上をストイックに追求した結果ではないってことですね。そして、まぁ、戦車の話は……(笑)

  • 大変ご無沙汰してます。
    山形に行ってすっかりPCを触らなくなって以来このブログもトンと見なくなってしまい、またFacebookをはじめとするSNSもあまりやらなくなってしまったので、すっかり浦島太郎状態です。
    西蔵王公園で毎年オフ会あったのに(汗)
    で、その間に500は一昨年冬にミッションが逝去した際に「外車は修理費も車検も高い!」との山の神の一声でそのまま廃車が決まり、更には自分は昨年より東京に戻ってきていて気付けばもう何年もお会いしてなかったと思ったら、いつの間にかNDオーナーとは!
    羨ましい限りですが、同じマツダオーナーなのはうれしい限り。
    まだ山形にも拠点があるうちに一度オフ会したいものですね。
    因みに今の自分の乗車は中古で購入したCX-3です(納車から10年越えのアテンザはカミさんの通勤用でまだまだ現役、もうすぐ20万kmです)。
    そろそろ新しいクルマが欲しい今日この頃です。

    • 山の神が健在なことはわかって何よりです。CX-3、関東で乗るにもちょうど良いサイズじゃないですか。ぜひまたゆっくりお会いしたいです。今度月曜日以外で東根に顔を出してみるか……。

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